国内クルーズの再開について

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により，全世界でクルーズ船の運航が中断されていましたが，日本では10月に国土交通省監修のガイドラインが公表され，11月から日本船社による国内クルーズの運航が再開されています。運航の再開にあたり，日本船三社はガイドラインに沿って自社の新型コロナウイルス感染症の予防・拡大防止のマニュアルを作成するなど安全対策をより強化し，その実効性について（一財）日本海事協会の認証を受けています。

○船の安全対策
「外航クルーズ客船事業者の新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドライン」（一社）日本外航客船協会
　万が一船内で感染者が発生した場合でも，同室者以外の乗客への感染拡大を封じ込め，クラスターの発生をさせないことを目指しています。各船社はガイドラインを遵守し，それ以上の自社の安全対策をとることとしています。

※各社のホームページにて取り組み内容がご確認いただけます。
　【飛鳥Ⅱ】                     https://www.asukacruise.co.jp/coronavirus_information/
　【にっぽん丸】               https://www.nipponmaru.jp/infection/
　【ぱしふぃっく びいなす】https://www.venus-cruise.co.jp/info/infection.php

○港の対策
「クルーズ船が寄港する旅客ターミナル等における感染拡大予防ガイドライン」（公社）日本港湾協会

国土交通省監修のガイドラインに基づき広島港の予防対策を取りまとめ，安全に受け入れを行っていきます。
「広島港クルーズ船受入時の新型コロナウイルス感染症予防対策」
（概要）
・事前情報を収集し，関係機関に情報提供（緊急事態に備えて連絡体制の整備）
・受入体制の感染症対策（サーモグラフィーの導入，ソーシャルディスタンス確保の注意喚起ポスター掲示やフロアマットの設置，消毒の徹底など）
・感染者が発生した場合の対応（広島市保健センターとの連携など）

○広島港（宇品外貿埠頭）今後の入港予定